2020/11/01 17:56
「ティランジアの王様」
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません
南米を中心に生息する着生植物ティランジアはエアープランツと呼ばれ日本でも数年に一度ブームと呼ばれインテリアプランツとして注目を集めてきました
およそ700種類(原種)あると言われ、今もなお、新種が見つかる植物です。その中に置いて王様と称される品種があります
それは「キセログラフィカ Tillandsia Xerographica] です
この種は*CITES Ⅱに分類され輸出輸入が規制されています。
しかし、普及種として市場に流通し多くの方が一度は目にしたことがあると思います。
それは海外農場での栽培が盛んにおこなわれ、商業取引が種にとって有害ではないことを輸出国が証明し許可をしているからです
*原産国の許可「指定国の輸出許可書、指定国以外の場合は原産地証明書(指定国ではないことを証明)」など必要書類があれば輸入することが可能です
このような貴重な植物が身近に購入できるのは基本的な栽培方法が容易であることが挙げられます
寒さや乾燥に強く、国内でも沖縄の一部では年中屋外管理ができるほど順応性に優れています。そしてその風貌があたかも王冠のような形から、「王様」と称されている所以かもしれません
当店ではそんなキセログラフィカを流木に取り付け、少しでも自然の中に存在する姿を想像し、楽しんでいただけるよう栽培しております
是非、一度育ててみてはいかがでしょうか?
今回の記事では細かな管理方法はお伝えできませんでしたが、気軽にご質問ください